こんにちは~!
今日は、田舎で開業している司法書士の業務について書いていきますよ~!
私は、現在過疎地で開業しています。
農畜産業が主産業の地域です。
そんな地域で開業している私のメイン業務は、不動産登記、商業法人登記、成年後見です。
たまーに裁判業務もありますが、ほぼほぼありません。
そして、同じ不動産登記、商業法人登記といえど、田舎のそれは都会とは異なります。
不動産登記では、農地や休眠担保権、旧民法時代の相続、地縁団体等々、都会ではなかなかやらない手続があります。
実際、法人勤務時代にはやったことのない手続ばかりです。
農地に関しては、所有権移転をする際に農業委員会の許可が必要なので、行政書士の資格が必須です。
休眠担保権は、明治時代、大正時代の抵当権の抹消を頼まれることがあります。
あとは、家督相続や遺産相続による相続登記、地縁団体への「委任の終了」による登記。
同じ不動産登記でも、都会とは全然色の違う依頼が多いです。田舎で開業する人は、そのことを前もって分かっといた方が良いです。
商業法人登記では、農事組合法人や農地所有適格法人、森林組合等、なかなか都会ではお目にかからない法人の手続があったりします。
法人勤務時代に商業法人登記をやったことのなかった私は開業してからとても苦労しました。
司法書士試験を突破したとはいえ、知らないことばかり。開業しても毎日勉強です。
最後に成年後見です。
勤務時代に成年後見をやったことはなかったので、都会と田舎の違いは分かりませんが、田舎で1から開業するのならマストな業務だと思います。
田舎では、成年後見の需要は大きいです。それに、結構知り合いが増えます。
成年後見をやっての感想を以下に書いてるので、興味のある方はどうぞっ!
田舎司法書士の業務はこんな感じです。
都会は競争激しいので、都会で開業するよりも、田舎で開業した方がご飯食べれるのかなーって思ってます。
都会とは全然異なる事務所形態になる可能性はありますが、、、(笑)
今日は、これでおわりっ!
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