成年後見人の報酬はおいくら?

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報酬 成年後見

こんにちは~!

今日は、保佐人としての報酬決定が出たので、そのことについて書いていきます!

成年後見制度に興味のある方は、その成年後見人等の報酬にとても興味があると思います。

成年後見人等として、いくらくらいの報酬がもらえるのだろうか?

成年後見人等にいくらくらいの報酬を支払えば良いのか?

是非、最後まで読んでください!

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成年後見人の報酬はいくらなの?

今回は、成年後見制度の成年後見人、保佐人、補助人の内、保佐人として就任している件について報酬決定を受けました。

殆どのケースでは、ご本人(成年被後見人、被保佐人、被補助人)の誕生月に、去年の誕生月から今年の誕生月の前月までの事務報告を裁判所にする際、一緒に報酬付与の申立をします。

成年後見人等の報酬は、成年後見人の通常業務に対する基本報酬と特別困難な事情があった際に加算される付加報酬があります。

基本報酬は、大体月1万円~でご本人の財産額に応じて決まります。あと、管轄裁判所によっても異なるかも知れません。

付加報酬は、ご本人が施設に入所する際に施設と代理で契約を締結したとか、ご本人が相続人である相続手続で遺産分割協議に代理で参加した際などに加算されます。これについては、何にいくら加算されるのか見当がつきません。

「成年後見人等の報酬が高いのではないか」、「好き勝手に報酬を貰っている」という意見を耳にしたりしますが、成年後見人等の報酬は裁判所が適正に決定しています。

なので、成年後見人等が好き勝手に決めているということはありません。

成年後見人の報酬は誰が支払うの?

では、この報酬はどこから支払われるのか?

親族が支払うのか?

ご本人が支払うのか?

これは、ご本人の財産から支払うことになります。

裁判所が報酬の決定をした後、成年後見人等はご本人の財産から報酬をいただきます。

親族に支払う義務があると勘違いしている人が多いですが、成年後見人等の報酬はご本人の財産から支払われます。

成年後見関係の費用負担者を整理しますと

成年後見人等の選任申立にかかる費用 ← 申立人が負担

成年後見人等の報酬 ← 本人が負担

成年後見人等の選任申立をしなくてはいけないのに、司法書士や弁護士に依頼する金銭的余裕がないときには法テラスを利用できる場合があります。

本人の財産が少なく、成年後見人等の報酬を支払えないような場合はどうなるのか?

成年後見人等が、公益社団法人成年後見センター・リーガルサポートの基金や、市区町村(助成の制度がないところもあります)に申込み、報酬の助成を受けます。

なので、財産が少ない方を対象とした成年後見人等の選任申立も問題ありません。

場合によっては、無報酬となることもあるでしょうが、、、

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成年後見人の報酬について覚えておいて欲しいこと

ここまで、成年後見人等の報酬について書いてきました。

なんとなくご理解いただけたでしょうか?

成年後見を業務としている身からして、皆様に覚えといて欲しいことは、成年後見人等の報酬は裁判所が決定するです。

成年後見人等が好き勝手報酬を貰っているわけではないんですよ~

しかも、年に1回まとめていただくので、高額のように思えますが月換算で言うとなかなか安いです。

経営の面から見て、成年後見業務は非効率的だからやらないという事務所も多くあります。

高齢者がどんどん増えますが、成年後見人等の担い手は増えるでしょうか、、、?

今日は、これで終わります!

↓法テラスについて書いています。

↓成年後見業務について書いています。

↓成年後見人について興味のある方は是非読んでみてください。

成年後見
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